格付け会社ムーディーズは 2023 年 9 月 28 日付で、コファスの財務力格付け（保険財務力格付け - IFSR）を A2 から A1 に格上げした。同機関はまた、コファスのアウトルックを「ポジティブ」から「安定的」に変更した。
ムーディーズ、コファスの持続可能な業績に自信
ムーディーズはプレスリリースの中で、この格付けは「グループの分散化が進み、信用リスク・エクスポージャーのモニタリングが強化され、管理が改善されている。今回の格上げはまた、2020年以降グループが維持してきた良好な資本水準と資産の質の改善も反映している」。
加えて、コファスの収益性は過去5年間において非常に好調であり、2018年から2022年の平均コンバインド・レシオは71％となっている。
ムーディーズはまた、2016年以降、「同グループはリスク監視プロセスを改善し、リスクポートフォリオの調整により積極的に取り組んでいる」と考えている。業績の変動が信用保険業界の特徴として残るとしても、ムーディーズの予想では変動は緩やかなものにとどまる。"
最後に、格付け会社はその見通しの中で、この「安定的な見通しは、コファスがソルベンシーⅡ比率を180％以上、レバレッジ比率を30％未満に維持し、同グループが引受や資産のリスク選好度を有意義に増加させないというムーディーズの予想を反映している」と強調している。
ハイレベルなサービス
ムーディーズから A1 に格上げされたことを大変嬉しく思います。これは、コファスのチームの働きに報いるものであり、我々の顧客に提供される高水準のサービスを評価するものです。また、コファスの機敏性と弾力性、そしてリスク管理の質の高さも評価されたものであり、これらは私た ちの企業文化と専門性の中核をなすものです。コファスは、Build to Lead 戦略計画の達成に向けて順調に進んでおり、2024 年 3 月 5 日に発表される次の章を積極的に準備中である
- Phalla Gervais, Chief Finance & Risk Officer