2014.10.30
経済関連出版
カントリーリスク評価パノラマ

世界経済は確実な回復フェーズに入ったが、その歩みは遅く、不均一である。経済危機の後、回復への道が困難であった要因はいくつかある。公的債務・民間債務が高水準であり、危機以前のペースに比べて信用市場の活力が低かったこと、ユーロ圏では新たなデフレのリスクが観られ、経済のプレイヤーのあいだでは長期的な信頼感が弱化したことなどである。