ティボー・シュレー(Thibault Surer)、グループ戦略・事業開発担当ディレクターに就任

ティボー・シュレー(Thibault Surer、54歳)が、グループ戦略・事業開発担当ディレクターとして、信用保険会社コファスに参加した。彼がトップを務める部門は、戦略、事業開発、マーケティング及びイノベーションを担当する。またティボー・シュレーは、グループ経営執行委員会のメンバーにも就任する。
この人事によって、コファスの戦略及び業務効率に対する注力が強化されることになろう。またこれは、コファスが今後数年間の戦略ロードマップの定義を進めるなかで自然な一歩である。ティボー・シュレーの持つ国際的な経験と金融サービス部門と保険産業に関する深い知識は、年次戦略策定プロセス、戦略計画の実施及び監視、パートナーシップ及びベンチャー、イノベーションを通じたコファスの事業開発といった重要な任務を果たすうえで非常に役に立つだろう。
パリのビジネススクールHEC(École des hautes études commerciales de Paris)、ロンドン・ビジネス・スクール、ストックホルム・スクール・オブ・エコノミクスを卒業した。ティボー・シュレーは、1987年にユーロスエズ・ユーロベンチャーズからキャリアを開始している。その後、コンサルタント会社マッキンゼー&カンパニーで15年間を過ごし、ここで金融機関、運輸及びロジスティクスを専門とするパートナーとして、国際マネジメントの職務を担った。2010~2015年にはミッドマーケット企業買収ファンドのアストーグ・パートナーズのパートナーを務め、フランスの保険仲介企業大手グラ・サヴォワイエのリストラクチャリングにおいて主要な役割を果たした。
ティボー・シュレーは中国、米国、フランス、イギリス、スウェーデンでの生活・勤務を経験している。