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2022.04.04
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コファスは、ニュージーランド支店を開設し、 ローカルプレゼンスを強化

コファスは、ニュージーランド支店を開設し、 ローカルプレゼンスを強化

世界有数の信用保険会社のコファスは、4月1日にニュージーランド準備銀行から承認を受け、ニュージーランド支店の開設を発表した。

 

この度の開設により、コファスグループの海外展開は一層強化された。75年の歴史を持つコファスは、最も広範な国際ネットワークを持つ取引信用保険の有数企業である。100カ国で直接またはパートナーシップを通じて事業を展開しており、およそ200カ国で約5万人の顧客に対し与信業務に関するサポートを行っている。

 

取引信用保険会社であるからこそ、コファスは、信用リスクから生まれる長期にわたる債務不履行、支払不能、またはバイヤーの倒産という財務的損失のリスクに直面している企業をサポートし、債権を保全する事が出来る。また、コファスは、顧客企業がより良い与信判断を行う事ができるように、1億3000万社の世界的な企業データベースに基づく信用情報サービスを提供している。世界銀行によると、ニュージーランドの2020年の輸出額は505億4300万ドルに達し、取引信用保険や信用情報サービスにおいて活発な市場となっている。コファスはオーストラリア支店を通じて取引信用保険のサービスを20年以上にわたりニュージーランドの顧客企業に提供してきたが、このニュージーランド支店の開設により、コファスはニュージーランド国内外で取引されているあらゆる規模の企業や保険代理店・ブローカーにサービスの向上を努め、より密な関係を構築していく。

 

「一般的な企業の資産の40%は、未回収の債権でできており、保険を利用していない通常企業には最大のリスクとなっています。取引信用保険は欧州では一般的ですが、ニュージーランドの企業は信用リスクが保険でカバーできるという認識はあまり広まっていません」とCofaceのオーストラリア・ニュージーランド・カントリーマネージャー、クリス・リトルは言う。取引信用保険の市場規模は、2019年には93億9000万米ドルであったが、2027年までに181億4000万米ドルに達すると予測されており、2020年から2027年までの年平均成長率は8.6%と予想されている。2022年、コファスでは、政府によるコロナ禍に関連する刺激策の終了と経済的・地政学的緊張の高まりによる不払いのリスクが高まることから、保険金請求の急増を予測している。「企業がこうしたリスクを回避したり、信用保険で安全に取引し成長するための手段として、または信用情報に基づいた与信判断をするため、今年は弊社のサービスに対する需要が増えております。」とクリス・リトルは付け加えた。

 

 「私たちは、お客さまにトップクラスの取引信用保険サービスを提供する様、努めております。この目標を達成するためには、お客様とできるだけ近いところにいるということが重要な要素の一つなのです。この支店開設により、コファスはニュージーランドの企業に対して、直接サービスを提供することができます。また、代理店・ブローカーと緊密に連携し、ニュージーランド企業が国内および海外で取引を行い、市場を成長させるための選択肢をご提供する事ができます。」とコファスグループCEOであるザビエ・デュランは述べている。

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