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2014.01.21
経済関連出版

中国のパノラマ―2014年の予想

中国のパノラマ―2014年の予想

11月の中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)以降、中国政府は広範囲にわたる大胆な改革案を発表し、一連のフォローアップを行ってきた。経済構造の再編に向けた中国の取組みは単なるレトリックではないことを明確に示した。

中国経済の改革に期待が高まるが、リスクについても忘れてはならない。短期的には、改革が実体経済にマイナス影響を与える可能性や、資金調達コストの上昇による信用リスクに注意を払う必要がある。

マクロ経済とミクロ経済で傾向が分かれたことから、当社は2014年を中国経済のダイバージェンスの年と位置付けた。マクロ経済ではこれまでの目覚ましい成長が前年比で7.2%とやや減速したものの、他の主要マクロ経済指標は安定しており、引き続き堅調な経済成長が見込まれる。

しかし、企業は困難に見舞われることになりそうだ。様々な業界における企業の財務実績と決済動向を反映したセクターバロメーターは、中国経済におけるリスクの上昇を示している。特に電子機器部門では決済動向の悪化が見られ、与信管理対策が求められる。

 

 

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出典:コファスDatastream

 

過剰設備への対策など、中国の経済改革案に盛り込まれた項目は、長期にわたって過剰供給となっている業界に対し有効であるものの、短・中期的には混乱が予想される。都市化を推進するという政府の決定は鉄鋼業界・石炭業界に利益をもたらすものの、一方で過剰生産能力を削減する決定もなされているため、需要が成長する領域は限られるだろう。交通手段の環境配慮政策により、近い将来、同業界の小規模で非効率的な企業に対する圧力が高まり、部門が整理されることが予想される。

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